大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合について
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日本の文化でもある銭湯。
日本人にとって銭湯は、
単に体を清潔にするだけでなく、
人々の癒やしの場としても
大切にされてきました。
 

 平安時代の「湯屋」が始まりとされる銭湯が、日常的に庶民が利用する施設として発達したのは、江戸時代になってからといわれています。
 江戸初期には構造的に2種類の銭湯があり、「風呂屋」と呼ばれた蒸し風呂型式、次が「湯屋」で浴槽(湯船)型式のものでしたが、湯屋の方が好まれたために蒸し風呂型式の銭湯は殆ど無くなりましたが、「風呂屋」とする言葉は浴槽(湯船)形式を称する様に変化していきました。
 現在、銭湯は公衆衛生の観点だけでなく、大阪府民の健康づくり・介護予防・危機管理等の様々な可能性を有した重要な社会資源としての「公共財」となっています。
 大阪府内の銭湯軒数は、最盛期である昭和43年頃の2,400軒から、約87%減の319軒まで減少しましたが、現在は伝統的な部分も残しつつ、個性的な外観や、番台からフロント方式等の内装を工夫した銭湯が増えています。
 海外では類を見ないほど古くから人々に入浴文化が浸透していた日本。日本の入浴文化は、「半分は体の汚れを落とし、残り半分は浮世の垢(あか)を落とす」とされてきました。それを支えてきたのは、時代に合わせて姿や様式を変えながらも、愛されてきた銭湯の存在だったと思っております。
 より多くの方々が銭湯文化に触れ、ゆっくり銭湯のお風呂につかってみてはいかがでしょうか。

 
大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合の概要
名    称 大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合
事務所の所在地 大阪市浪速区敷津東2丁目2番8号 
大阪木津地方卸売市場南棟2階
設 立 年 月 日 昭和33年4月28日 
大阪府公衆浴場業環境衛生同業組合
(設立)
平成13年1月6日 
大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合
(名称変更)
組    織 1.役員構成
 ・ 理事長1名 宮前 博一
 ・ 副理事長1名
 ・ 常務理事1名
 ・ 理事12名、監事2名、相談役1名
2.支部
 ・ 保健所管轄区域ごとに支部を設置(大阪府下41支部)
  ※大阪市内は各行政区ごとに設置(21支部)
  (城東区・鶴見区及び住吉区・住之江区は2区で1支部、西区はなし。)